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人間、どれだけ惚れて死んでいけるかじゃないの?

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バレンタインの日にちょっと愛について考えてみた

今朝、NHKの朝イチは作家の島本理生さんと、監督の三島有紀子さんがゲスト。
何気に見ていて、その中の三島さんの言葉にガツンとやられたよ

島本さんの書いたRedという作品をもとにした映画の公開に合わせての
プレミアムトーク
今の時代、幸せを自分の尺度ではかることができず
他人から見てどうだとか、こんな自分ではいけないのではないかと
不安に陥る人が多いという

タイトルの言葉はその中で、母親役の余貴美子さんが言うセリフなのですが
この言葉は監督が実際、NHKのディレクターをやめるときに先輩から
いわれた言葉だそうです。

人間、どれだけ惚れて死んでいけるかじゃないの?

惚れるというのは、人に限らない
仕事に惚れるヤツも、動物たちに惚れるヤツも、物に惚れるヤツも、趣味に惚れるヤツも

確かに、言える。
生きてきて、わくわくして、夜も眠れなくなるほど鼓動がして
そんな風に感じる瞬間が人生には確かにある

恋に限らず、何かに夢中になるときある

最近の特に若い人たちは、幸せの尺度が他人や世間になってしまい
自分の基準がもてないという

これだけ生きてくると、人にどう思われたっていいじゃ~ン。いわれてなんぼ、
どーぞお好きにおっしゃってください、という気持ちになってくるものですが
やはり、若い人、特に女性はよい奥さん、よい人といわれたい願望が強いという。

あなたの人生ですよ~
我慢ばかりでは、つまらない
人にどう思われるかより自分が満足できるかどうか
わがまま通せといっているのではありません
あなたが生き生きして、幸せになれば、周りも
幸せになるんだよ~っていうことを私も伝えたい。

そして、自分が惚れるもの、夢中になって時も忘れるもの
ワクワクするものを見つけられることがどんなに幸せなことか
もう一度、考えてみてほしい。

私の人生ね
結婚する前は本当に穏やかな良い家庭に恵まれて
何不自由なく暮らした
で、結婚するときめちゃくちゃ親に逆らって、親の反対する人と
結婚した・・どしたんやろ(笑)
案の定(笑)結婚後はすったもんだ小説になりそうなほどいろいろありまして
子供達にはとても迷惑をかけたと思います

でも、その間いっぱい愛したよ~
子供たち、飼ったわんこたち、時々絞め殺したくなった(笑)旦那でさえ愛したよ
そして毎日の小さなことも大事にしたよ
喧嘩した後も、笑いを見つけるようにして
一日の終わりには子供たちにいっぱい笑ってもらうように頑張った

失敗もいっぱいあったよ
夫とうまくいかない時に子供に当たったこともあって
これは、もう一生後悔してもしきれない
ごめんね、と今になってつくづく思う

でも一生懸命でした、毎日ずっと。私なりにね。
夢中になるものも追いかけて、そして続ける。
ワクワクって、探そうとおもってでてくるものもあるけれど
これだけ生きてくると、パッとひらめきで出会えることがある
それを逃さないことかな。
後は、行動あるのみ(笑)
幸運は、行動が早い人についてくるよ、石橋ばっかりたたいて
結局渡らないと、逃すことも多いと思う(笑)

で、何が言いたいかというと、人間死ぬときにきっと
走馬燈のように、愛した人、愛したもの、愛したことが浮かぶと思うのね
その時にやっぱり美しい走馬燈がみたいんだなぁ
それがたった一つの景色でもよい、たった一人の人でも良い
皆、それを目指していっしょうけんめい生きているのではないかな
恥ずかしくて、忘れたいこともいっぱいあるけれど
それだって、ご愛敬さ!と思えばよいこと

俗物の私ですから、くだらないことに気を取られることもいっぱい
世の中の役になんかちっとも立っていないでしょう
でも、たった一人でも、たった一匹のわんこにでも、大好き!って
思われたら、そして幸せにできたら、それが幸せなのかもしれません、
と思う今日この頃です。

毎日の平凡な暮らしは愛おしい
普通の人々は愛おしい
世界が愛で溢れますように。






コメント(1) 

コメント 1

向日葵

ワタクシも偶然あの番組を見ました。

「惚れてなんぼ」

まさにその通り!!
死ぬ時、後悔しないように生きたいなぁ~~ぁ。。
by 向日葵 (2020-02-15 04:45) 

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