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東京へお出かけ 美術館と素敵なレストラン [美術館]

損保美術館で今ゴッホと静物画の展覧会が開催中です
久々に新宿まで出ると言ったら、次男夫婦がたまには東京でご飯食べようと誘ってくれました

どこに行きたい?と聞かれ、以前から行ってみたかった、とよた真帆さんプロデュースのお店に行ってみたい❣️とお願いしました

夕方、少し日が暮れてきた頃、恵比寿の雑踏から少し離れたところに、こじんまりした暖かそうなレストランが見えます

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今日は、おすすめのサラダ、そして牛タンの煮込み、スペアリブ、真鯛のカルパッチョ、二種のスパゲッティ

私は結構ランチの和食でお腹いっぱいだったのですが、美味しくて結構食べた

途中、あら嬉しい
とよた真帆さんご本人がいらした
私、彼女の清潔感と、おしゃれなところ、人柄のファンで、是非お会いしたかったので、本当に嬉しかった

席に座ってくださって、一緒に写真も撮ってくださる
このお店はロジエという名前で
一昨年亡くなったご主人の遺作の路地へ、からとったそう

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流れる音楽は、彼の持っていたCD
そして彼女が集めた絵画が、まるでお部屋に招かれたように飾られています

お隣の席はこれまたファッショナブルなカップルと年配の女性
モデルさんのようで2人ともめちゃ
グッドルッキング。流石東京(笑)

スタッフさんも感じ良く、今度は是非ランチで訪れたいところになりました

息子曰く、夕食でもお値段はリーズナブルだそうです

写真は若いとよた真帆さんと、もう1人往年のコメディの女優さんか?(笑)
もういいや、と思って載せちゃった(笑)

ご主人亡くされた後も素敵なスタッフに囲まれて、イキイキしてきた真帆さん、お洒落で素敵でした

素敵なアートに触れ、美味しいものと
素敵な人との出会い
家族とおしゃべり、秋の良い1日
本当は大きな声で教えたくないそっと内緒にしたいレストランですけれど
真帆さんのお店,にぎわってほしくて載せました

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トーハクの庭のイチョウの木 [美術館]

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先日東京国立博物館を訪れて、帰る途中、出口の近くで大きなとても珍しい
イチョウの木を見つけました。
普通のイチョウとは大きく異なって、まるで藤の花のよう。
なんだろう?と思いまして、帰ってからやはり気になって調べてみました。

銀杏は生きた化石とも呼ばれその仲間は二億年も前から存在していたと言われていますが
現生するのは生物学的には中国産の一種のみ。
ただし,見た目の違う品種がいくつか存在します。

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その中の一つがシダレイチョウ。
枝が垂れ下がる品種。これですね。そのほかには葉の上に緑の実を付けるオハツキイチョウ。
葉にマダラ模様が入るフイリイチョウ。葉の両面がくっつきお猪口のように見えるおチョコイチョウなどがあるそうです。

イチョウの名の由来は,中国の名の一つである鴨脚,ヤーチャオから。鴨の足の水掻きに見立てたのもうなづけますね。

花言葉は,荘厳,長寿,鎮魂。
お寺や神社に多くみられるのも納得です!
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東京ステイケーション ホテルニューオータニと美術館二つ [美術館]

 この間はミニバイクで思いがけず怪我をして、先月はひと月ほど静かにして
居りましたが、ようやく少しづつ前の体に戻ってきたので、お疲れ様の(笑)ご褒美で
また東京のホテルに宿泊してきました。

前回は憧れの東京ステーションホテル。
今回は、前から泊まってみたかったニューオータニ。

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ランチでたびたび訪れたことはあり、少し古いかなと思ってはいましたが、あえて
オリジナルのメインに泊まってみたくて。
行く当日は、まず上野毛の五島美術館へ。
息子が東急関係なので、一度は行ってみないと、と思っていた場所。
大きなお屋敷がたくさん並んでいる閑静な住宅街に広大な敷地が表れます。
今回は、禅宗の嵐という展覧会で書が多かったのですが、見られてよかったのは破袋という
焼き物。どすん、とすごい存在感。
さて、お昼は近くのはやかわさんというお蕎麦屋さんでランチ。
とても人気のお店のようで、行列ができています。おつゆは辛目。でもおいしかった。

さて、そのままホテルへ向かいます。
やはり、実際泊まってみるとお部屋はとても広いけれどあちこち古さを感じ、
ステーションホテルと比べるとホテル自体が大きすぎてレセプションまで行くのも大変(笑)
でもやはり日本庭園は気持ち良いし、景色は広大。赤坂離宮もよく見え、夜景もきれい。

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夜は、てんぷらが食べたいと夫が言うので、ホテル内のほりかわさんでいただきました。
おなか一杯になってしまって、お茶を飲みにくこともできないくらい(笑)私はね。
でも夫はまだ食事後にまた恒例で・・・食べましたよ(笑)
翌朝はSATSUKIさんでビュッフェ。
ここの朝食はとても素晴らしかった。
今は発酵食品をテーマとしていましたが、120種類ほどの和と洋の食事が並び
飲み物も充実。ミルクに至っては、5種類も。チーズの種類もうれしいほど。
我が家のおちびさんが、いくらとメロンが大好きなので、ほんと食べさせてあげたかった(笑)
デザートも美味しく、大満足。
でもここで、特筆したいのがここのスーパーエクストラメロンショートケーキ。
SATSUKIでいただけますが、一切れなんと~4320円(笑)
究極のショートケーキということですがふざけんな(笑)なんて言わないけれど、
ちょっと手が出ませんでした。でも結構大きいから二人でシェアもありかもです。
いつか一口食べてみたい(笑)

チェックアウトの後は、大好きな出光美術館へ。今は仙厓のすべてという
展示で、仙厓さんの作品がてんこもりです。
仙厓さん、出光さんが亡くなるときにも最後に見ていた作品も含め、本当にほっこりさせて
くれる作品ばかりで・説明を読んで、うん、うん、と納得するものばかり。
ユーモラスだけれど、とても深い。
仙厓さん、福岡の方で、お寺も福岡にあるんですね、今度行ったとき,寄ってみたいかも、、、
先月は写経初体験、今回は禅の嵐という展覧会と仙厓さんという禅宗のお坊さん。
何か、ご縁を感じます。悟りからは程遠い私ですが・・・

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美術館のあとは、予約していたランチの場所へ。
三菱一号館美術館の横ブリックスクエアのすき焼き十二天さん。
ここのランチ、限定20食ですが、お味噌汁と漬物、サラダ付きすき焼き重が何と~1400円。
法外にお得なランチで予約もできます。
これをいただいて、一路わんこ、孫たちが待っている我が家へ。
今回も子供たちにお世話かけましたが、ゆったりした時間がもてました。ありがと~
またよろしくね(笑)




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出光美術館 板谷波山の展覧会 [美術館]

東京でランチをする予定があったので、是非今開催中の展覧会を見たい!とその前に勇んで
出光美術館へ。
出光は大好きな美術館の一つ。
海賊と呼ばれた男、出光佐三が70余年の歳月をかけて集めた美術品を公開するために
丸の内にできた美術館で、皇居が見渡せるビルの9階にあり、行くとなぜかとても落ち着きます。

コロナになる前はここでお茶をいただきながらゆっくり景色も楽しめたのですが
今は、外を眺めるだけ。それでも、一見の価値ありです。

さて、板谷波山さん。
日曜美術館のアートシーンで見るまで馴染みが薄く、陶芸も河井寛次郎さんの
ファンというだけであまり詳しくはありません。
でも、テレビで見て、是非本物を見てみたいもの多と、はやる心を抑えて
9階へ。

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会場へ入り、一目見て、上品な焼き物だと感じました。
そして、ミルクをかけて、つやを消したような、マットな感じ。
アールヌーボーの影響を受けているのも感じます。

河井寛次郎さんの焼き物とは、また全然ちがう。河井寛次郎さんのは、とても素朴で、おおらか。
実!という感じ。
こちらは、繊細で、優しく、上品。
どちらも好きです。

特に白磁の美しいこと。
彫刻のように浮かび上がる、アジサイなどの植物。中には、白いわんこもいましたよ。

板谷波山さんは、今年生誕150年。
茨城県下館市に生まれ、東京美術学校に入学します。
当時の若き校長、岡倉天心との出会いが極めて重要な意味を持っていたようです。
天心が常々言っていた、”芸術は模倣はいかん。自分の創意でやったものでなければ、本当の自分が出ていなければ、芸術ではない、独創がなければいかん、、、”という言葉に強い影響を受けたのは
確かでしょう。

彫刻的な模様、釉下彩の技法に、当時ヨーロッパで流行していたアールヌーヴォーの様式を
取り入れて、新しい技法を生み出した板谷波山。

出光佐三さんとも個人的なお付き合いが深く、作品に厳しい板谷さんが気に入らないと
割ろうとした茶碗を、どうしてこれをこわしてしまう?と出光さんが止めて
割られずにすんだ”命乞い”という作品もあります。(左上の赤いお茶碗)
そのいきさつを伝える手書きの文章が横に添えてありました。

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己の作品に厳しい板谷さん、どこか気に入らなかったのでしょうね。
赤くて、チャーミングなお茶碗です。確かに、ほかの作品とは、色合いが違うかな、とは
思います。

ランチをいただいた後は、ボストン美術館へ。
こちらは、評判通り、とても暗かった。特に最初のほう。(笑)
作品の解説が読めないほど、暗くって、それもちょっと楽しい(笑)
光の加減がボストンのほうから指示されているのでしょうから仕方ない。

こちらは盛沢山で、エル・グレコの作品あり、絵巻物あり、ゴージャスなエメラルドの
ブローチありでしたが、いろいろ盛り込み過ぎて、ちょっと、食傷気味。すみません。
消化不良起こした感じでした。
きっとゆっくり楽しめばよかったのでしょうね。
出光のほうの、ゆったり感と比較してしまったからでしょうか。
でもどちらかというと、何かテーマがあったり、一人の作品に焦点を当てた展覧会のほうが好きです。

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これは、出光美術館の窓越しの皇居あたりの風景です。いつも気持ち良い眺め。
それにしても贅沢な一日でした。
時には美しいものを愛でるのがとても大事な時間、ということを改めて感じた次第です。
わんこのお世話一日してくれた夫にありがとう。
出光での展覧会は8月21日までですけれど、あちこちまた巡回するようですから
チャンスがありましたら、是非!
タグ:美術館
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東京を遊ぶ ステーションホテル滞在とステーションギャラリー 大人時間 [美術館]

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たまにはホテルの朝食を食べるのも良いね、せっかくなら気になっていた東京ステーションホテル
に泊まって、ついでにステーションギャラリーにも行きたい!
そんな希望がかなって、誕生日のお祝いに夫に連れて行ってもらいました。

私は、生まれてから20歳まで品川で育ち、それから神奈川に越したのですが、ただの一度も
東京のホテルには泊まったことがなく、この年で初東京ホテルステイ。

中でも東京ステーションホテルは、通り過ぎることはあっても、中に入ることはなく
憧れの場所でもありました。

今回は夕食朝食付きのプランに決めたのですが、朝食は宿泊者限定特別メニューの
アトリウムでというのもうれしいポイント。

宿泊当日、一歩中に入るとスタッフの皆さんの素敵な笑顔。
テンションも上がります

で、部屋は八重洲から丸の内までずっと続いているので廊下長いですよ~
でも美しい。
全体がとても落ち着いていて重厚。

荷物を置いてすぐにステーションギャラリーに向かいます
今は牧歌礼賛という展示ですが、これがものすごくよかった。

ちょっとグランマ モーゼスを彷彿とさせるような日本人の藤田龍児と
フランスで活躍していたアンドレ・ボーシャンの共演。
時代や場所は違っていても、ともに自然への愛情あふれる絵画を描いた二人。

藤田さんは、不自由になった右手の筆を左に持ち替えて後も、素晴らしい作品を
描かれ、とても心に残る作品になっています。
特に白いわんこがたびたび出てくるのが、とても印象的、特に私にとってはね。
二人の作品には心地よいハーモニーが生まれています。

そのあとはピーカンのお天気に誘われて、日比谷公園まで散歩。
松本楼のテラス席で、お茶を。ここも120年ほどの歴史のあるお店です。

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心地よい風と緑に囲まれて、本当に心が洗われるようなひと時。これが贅沢な時間かな。
日比谷花壇をのぞいたり、小さいけど素敵な結婚式場を見たり,結構な歩数歩き
夕食にはちょうど良いおなかのすき具合、って、夫松本楼で、名物のカレーの
ミニバージョンまでおやつ替わりに食べた[あせあせ(飛び散る汗)]

さてさて宿に戻って、お楽しみのホテル内の青柳さんのお寿司。
いいですね、カウンターのお寿司。
コハダがおいしいと夫は4つも追加
私は、出てくるものだけでおなか一杯・・・のところへ
お誕生日おめでとうございます、と最後にダブルでお菓子をつけてくださった。
板さんの気配りもばっちりです。

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そして、優雅な部屋でゆっくりして、次の朝は中央屋根裏のゲストラウンジ、アトリウムで
朝食。 すごい種類です。 絶対に食べきれません、少しずつなのに。
作りたてのカニのオムレツ美味。トリュフまでは、いただけません( ´艸`)
特に大きな千葉産のビワがおいしくって。

なんて贅沢な一日だったのでしょう~
12時までゆっくりできるので、そのあとは腹ごなしの皇居散歩。
夫、行ったことないって( ´艸`)いうので、、、、。
私は友達とすでに何度も行っているので案内役。
今は菖蒲園が満開できれいでした。

さ、お部屋へ帰って、シャワー浴びて、チェックアウト。
帰りにお誕生日の記念にとドーム前で撮ってくださった写真をいただきました。
予約した時から、帰るときまで、完璧なおもてなし。
これに味をしめてしまって、次は3年後に帝国ホテルね、なんて( ´艸`)お調子に乗りすぎだわね。
仲良く帰ってこれたのが何より。私的には贅沢な金額ではありましたけれど
考えてみたら、ずっと前に予約して、予約した時から楽しみで、実際行って
こんなに良い思い出として楽しめるのなら、強ち高いものでもないわと思いました。
留守番してわんこの世話をしてくれた息子にも感謝です。

皆さまも、機会があったら、ぜひ。そしておすすめのホテルも教えてくださいませ。
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モネとマティス もう一つの楽園 [美術館]

そろそろ車も動かしておいたほうが良いし、私たちも
どこか、行ってみたいね、の思いが重なって
ちょうど先日、日曜美術館でやっていた”モネとマティス
もう一つの楽園”を見に、箱根のポーラ美術館へ軽い
ドライブがてら行って来ました。

4連休の後ですし、お天気もまずまずと予定したのに
思いがけない台風の影響
でも、そうひどくはなく予定通り朝10時半ごろ到着。
ポーラ美術館、久々の来館です。

19世紀から20世紀にかけてのフランスの混乱した
状況の中で、ここではないどこかへ、、、のあこがれが
文学や美術に現れるようになり、そんな中で生まれたのが
二人の画家のそれぞれの楽園。

今回はマティス、モネの70点の作品に、ポーラ美術館所蔵の印象派の作品も加えたとても充実した展覧会になっています
絵をゆっくり見るの、久しぶり。
印象派の絵、やさしい気持ちになりますし
マティスのリズミカルな明るい色彩はほんとに
気分をあげてくれます。

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絵を見た後は、美術館でこの展覧会のテーマに合わせた
フレンチ。珍しく夫がフレンチでよいって(笑)
いつもだったら、どんぶりものとかお寿司、ソバが良い
というのに、これだけずっとどこも行かないで
じっとしている私の気持ちを察してくれたのか、、、フレンチ食べよう
で食べてみたら美味しいって(笑)
私も久々にレストランでゆっくり食事した~って感じで
大満足の一日でした
帰りにはショップで孫のお土産のアートの塗り絵本。

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コロナのせいで、なかなか出かけることもなくなりましたが、そろそろ良い季節になったし、少しずつ活動
開始です
やめていた社交ダンスもついに少しずつ練習はじめました
もとにはなかなか戻れませんが、少しずつ、少しずつ
ですね^^

もうすぐ季節もすっかり変わって秋になります
衣替えもしないとね^^

さて、あなたにとって楽園とは?
私はこんな時期、自分のお家をもっともっと居心地よい楽園にしていきたいなと思っています

参考までに
マティスとモネの展覧会は11月3日まで
二人の作品をモチーフにしたランチはレストランアレイ


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誕生日には [美術館]

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今年の誕生日はまた娘のところで過ごしました
昨年、神戸で誕生日を過ごした時には、大きな地震が
あってびっくりしたものです
あれからもう一年。

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婿がどこにでも好きなところに連れて行ってくれると
言ってくれたので、お願いして、車でしか行けそうもない
滋賀県のMiho Museumに連れて行ってもらいました

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昨年は、京都の大山崎美術館ですごし
また今年も美術館。

神戸からは車で一時間半ちょっとです。
高速を降りると、とたんに人が少なくなり
山の中に入口が現れます

ここはまだ入り口で、本当の美術館の中には小さなカートみたいな
車で移動です
このトンネルから橋への景色がすごい

Miho Museumは、熱海のMOA美術館とか箱根美術館とか同じ
宗教法人によって運営されているところ。
よって、すごい建物が建てられつというわけ。
椅子一つ、トンネルの中のステンレス一つとっても
どれだけお金かかっているのだろう?とびっくりです。
建物は、ルーブルのガラスのピラミッドやワシントンギャラリーの
設計をしたペイさんという方によるもの。

中で、作っているときの経過のビデオが見られますが
自然を壊して作るので、必ず元に戻すと、建物の80パーセントは
地中に埋めてまた木々を植えなおしたそう。

琵琶湖の南の山の中に桃源郷をイメージして作られた美術館。
展示物は茶道具、仏教美術、陶磁器,漆工芸など。

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シルクロードを旅するようなイメージで、エジプトやギリシャの
古代美術が展示されていますが、どれもとても親しみやすくて
可愛い。とにかく動物が多いんです。
この像のためにこの建物を建てたといわれている
エジプトの隼頭神像は必見!

中は、子供を連れて行っても歓迎モード。
食事をするところも、オーガニックにこだわった美味しい
ものでした。

帰りには、信楽に寄り、たくさんの狸の出迎えに
オチビさんは大喜び。

信楽駅で巨大な狸ともパチリ。信楽鉄道は本数、少ないのね。

次の日は、父の日でしたので
お礼もかねて、娘家族を神戸御影のレストランにご招待。
来ていないけれど、夫がスポンサー(笑)

このレストランがとても良い雰囲気で大当たり。
ザ・ガーデンプレイス蘇州園。

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1934年に建てられた旧財閥の大邸宅を改装したレストラン。
今はイタリアンレストランと結婚式場にもなっています。

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美味しい食事をいただいた後は庭を散策。
優雅なひと時でした。
神戸、まだまだ開拓したいところがたくさんです。

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今回も娘ファミリーにまた世話になりました。
ありがとう!




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花と鳥のエデン・・・小原古邨展 [美術館]

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秋晴れが本当に気持ちの良い日
知り合いの方に教えていただいて、もう終了間近の展覧会に
行ってまいりました。

小原古邨。
あまりなじみのない名前でしたが、お勧めのまま
初めて訪れる茅ヶ崎美術館。

茅ヶ崎の駅に降りると、サザンの歌が流れてきて
あ、湘南ですねーと思います。

南口から商店街を抜けていくと、もうあちらから戻ってこられる
方がすでにたくさん。
わ、きっと展覧会行った人たちね、、急ぎ足で向かいます。

徒歩7,8分で実業家原安二郎さんの別荘があった高砂緑地の
跡地の茅ヶ崎美術館につきます。
まだ、20周年。
モダンな美術館の横にはまだ別荘の一部が残っています。

あら、もう大勢並んでいる。
日曜美術館で放送があった後、ずいぶん混むようになり
会期が終盤なので、ますます混雑しているそうです。

ちょっと不安になりましたが、待ったのはチケットを買うためくらい。
入った後はゆっくり、じっくりすいている中で鑑賞できます。

わ、これは全部版画。
品が良い色。
今日ここで今日展示してあるものはすべて、安二郎さんのコレクションです。

小原古邨は明治に金沢で生まれ、花鳥画を得意とする鈴木華邨に師事。
海外への輸出を念頭に置いた版下絵の制作で高い人気を得たようです。


素敵だった作品、ずらっと並べますね。
図録から写真とりましたが、会場も撮影OKでした。(フラッシュはダメ)

一番最初は蓮に雀

私のお気に入り、踊る狐
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温め鳥
鷲などの猛禽類が、寒い朝、スズメなどの小鳥を捕まえて
足元を一日温めさせ、次の日の朝には、その鳥を逃がし
鷲はその方向へは一日狩りにはいかないという
鷹匠の伝説に基づいた絵です。ほんとだったら、素敵。

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芥子に金糸雀(カナリア)
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柿に目白
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公孫樹の落葉と鳩  作品には動物、しかもカップルが多いのは
作者の温かさかしら。
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枝垂桜に尉鶲(ジョウビタキ)
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菜の花に揚羽蝶
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萩にイタチ
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桜に烏
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木蓮に四十雀
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酸実(ぐみ)に緋連雀
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美術館併設のカフェも大賑わいで入れませんから
帰りはぶらぶら、雑貨屋さんや八百屋さんを覗いてお土産を買い、ちょっとした
ミニツアーは終了。
茅ヶ崎のラターブルドトリウミもここのすぐ近くに移転してきたようで
ランチを楽しむ方の姿が窓越しに。

ここは、岩ガキのスモークや、桃のスープがおいしいの!
今はまた季節のお料理のメニューが書いてありました。


京都での同窓会、そのあと神戸とちょっと体が疲れてしまって
のんびりがとても良い一日でした。


会期は終わってしまいましたが、来年またこのテーマではないですが
東京で展覧会が開かれるようです。
機会があったら、ご覧下さいませ。本物は近くで見ると木目がとても美しいです。

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DIC川村記念美術館を訪ねて [美術館]

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前から一度行ってみたい~でもちょっと遠いと
思っていた千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館。

あんまり暑さが厳しくなかった日、ちょうど
私の好きな花の絵の企画展があるので
ちょっと遠いけれど、足を伸ばして、一日のんびり
行ってみることに。

佐倉の駅からは、無料のシャトルバスが出ています。
乗って、20分ほど、のどかな景色をながめていると
わぁ、すごい向日葵のお出迎え。川村記念美術館です。

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園内は、ものすごく綺麗に整備されていて
芝生と池が気持ちよい。
まずは、食事をして(着いて早々(笑)、ここはレストランも
お勧め!ピザ、結構なボリュームで美味しいですよ~)

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うっかり食べてしまって、写真はないのですけれど
デザートだけ撮りました。

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それからゆっくり見学。
美術館の中は、残念ながら撮影できないので写真がありませんけど。

常設の作品の中にはシャガール、ルノワール、
レンブラント、マックス・エルンスト、ウォーフォールなど。
ロスコの不思議な部屋もあります。
ここは、絵というより、空間を楽しむところかな。
立って絵を見ている人物のシルエットが重なると、それが
なんだかアートになってしまう、不思議な空間・・・

午後2時から無料のガイドツアーがありこれは
絶対にお勧め。
その方がとても上手な方で、今回のフラワースケープの
展示、ものすごく良く理解できました!

福田美蘭さんの、描いたフローラ、なんて不思議な
表情を・・・と思っていたら、ものすごく面白い
視点から描いたもの。

若くしてなくなってしまった才能あふれる有本利夫さんの
作品に舞う幸せの象徴の花びら。

グランヴィルの愉快な、そして御伽噺のような
生きている花たちの表情。

オキーフの、凛と背筋を伸ばして生きる姿勢と
それを本当に感じる作品。

シャガールの日本では一番大きな作品に
こめられた沢山の大切なものたち。

どれもどれも・・・堪能した一日でした。

美術館を出た後は、今が盛りのユリの香りを
楽しみながら、庭園散策。
奥には、良く整備された自然散策路があって
季節ごとにいろいろな花をたのしめるようになって
いるのです。

そして、びっくりしたことに~今は蓮が満開でした^^

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この日は、レンズちゃんと大きなのを持っていかなかったので
普通の短いレンズのみ~。もってくればよかったと思ったけれど
会えただけでも嬉しい^^

これは、ガマのほわたになる前のお花?!
(追伸 後日、ぜふさんから、ポンテデリアというお花ですと教えて
いただきました~☆スッキリスッキリ!ありがとう~ぜふさん!)

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残念ながら、フラワースケープ展は22日で
終わってしまいましたが、また楽しい展示があるときに
是非、一日のんびりといらしてみることをお勧め
します。

おまけ☆帰りお茶した東京駅近くのカフェでこんな可愛いものめっけ~!

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アンリ・ル・シダネル展 薔薇と光の画家 [美術館]

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美術館の中に一歩足を踏み入れると・・・そこは
ふんわり、優しい光に包まれるような世界。

”帰りくる羊の群れ”
肩に、そして、羊達の毛に降り注ぐ
なぁんて、優しく、柔らかな光。

あっ、この人の絵とても好きかもしれない。
そして、”月明かりの中の輪舞”を見たとき
胸がどきどきしてきて、なんだか切なくて、だんだん
泣きたいような気持ちになる。
思い出した。
大好きな絵に出会うとき、いつもこんな風になるのを。

久しぶりにそんなキモチを思い出した展覧会。
アンリ・ル・シダネルさんのことは、あまり知らなくて
お友達からの情報で行ってみたのでした。

そうしたら、私が一昨年夫と訪れた、ベルギーの
ブルージュや、娘と昨年行った、ベルサイユの
華美な建物のほうではなく、その中の素朴なイギリスの
田舎のようなマリーアントワネットのお庭だとか、
同じところに心を惹かれていたという彼に
すっかりキモチがはまってしまって。
時を越えて、その中でゆったりくつろいだような
うきうきした心持ちに我ながらびっくり・・・

言葉では、これがどう、あれがどうと言えないけれど、
穏やかさをなにより愛したシダネルさん。
人にも、静物にも、景色にも、建物にも、運河にも・・・作品に愛情が
いっぱい詰まってる・・・

この頃思うことがあります。
歩けるうちに沢山あっちこっち歩き、
目が見えるうちに大好きな絵画を沢山楽しみ、
耳が聞こえるうちに沢山のいい音楽を聴き、
声が出るうちに、沢山のお気に入りの歌を歌い、
食べれるうちに美味しいものも楽しんで、
情熱があるうちに素敵な人たちとめぐり逢い、語り、
楽しみを沢山見つけて
生きてそれらができることに感謝して
残りの人生、優しさを忘れず精一杯生きていきたいなと。

いつか、必ずそれができなくなるときが来ます。
でも、沢山の素敵な思い出があれば・・・
きっと後悔はしないだろうって。。。思っています。

参考までに、アンリ・ル・シダネル展は
損保ジャパン東郷青児美術館で7月1日まで。






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