箱根 ポーラ美術館

３月からシャガール展があったのに、箱根に２度も行きながら行き損ねて
いたポーラ美術館。
もうすぐ終わってしまうので、駆け込みで行ってきました。

ふわふわ空中浮遊している人間や動物。
まるで、おとぎの国のようだけれど、シャガールは、ナチスの迫害を
避けるため、アメリカに亡命し、その後愛するベラを亡くした人。
その後も、あふれる懐かしい故郷への想い、、喜びと悲哀を
描き続けました。

こんなにたくさんのシャガールを見るのは初めてです。
彼の言葉
“１９１５年の私の誕生日に、ベラが花束を持って
やってきた。私は貧しく、私のそばに花などなかった。私にとって
花は、人生の至福を意味するものだ。”

彼のアトリエを、花束を抱えて訪れたベラ。
彼の人生に息吹を与えた人なんですね。
素晴らしいアートを残す人のそばには、愛するものの存在が
ある。。。

ポーラ美術館は、緑の中に立つのびのびとした大空間。
シャガールを堪能した後は、カフェでお茶です。
ショップで、シャガールの絵にあったロシアのパンをイメージしたという、
クロワッサン型のパンがあり、お土産にかってしまいましたが、
なぜか横浜で焼いたパン。
中には、たくさんのラム酒づけのドライフルーツが入っていて
クリームチーズをつけて食べると美味。
そのほか、常設展もあったので、思っていたより時間がかかって
しまい、予定していた立ち寄り湯は、また次回。

常設展の中には、コローの“森の中の少女”が、ひっそりと。
ルノワールなどの華やかな絵のそばに、彼女を見つけた時は
あら！こんなところにいたの！と思わすうれしくなりました。
地味だけど、温かくてやっぱり好きです。

まだ、いらっしゃってない方は、お急ぎを。
９月７日までですよ！

コメント 8

箱根は　日帰りドライブコースなので　
たまに行きますが　いいところですよね♪　
ポーラ美術館　行くと　
絵を見た後　ゆっくりお茶して　
売店で　いろいろ買い込むのがすきです♡　
by amane (2008-08-22 01:06) 

amaneさん、こんばんは。amaneさんのブログで、高校受験生がいらっしゃるのを知りました。我が家は、amaneさんより何年か前ですが、経験しましたよ。（３回も！）最後は神頼みだったのだけれど、その時いつも、”どこどこにお願いします”ではなく、“この子にとって、一番ためになるところにお願いいたします！”と頼むのね。そうすると、どこに入ったときも何となく納得できました。（*^_^*）
by marilyn (2008-08-22 20:24) 

なるほど！！　
それは　良いお願いの仕方ですね　
親のエゴではなく　
その子のために何が一番良い道なのか…　
冷静に見てくれていそうですものね♪　
by amane (2008-08-23 23:54) 

シャガールも気になる画家さんです。
「花は、人生の至福を意味するものだ」・・・、なんて聞いたら、シャガールまた見たくなってしまいました。良い言葉。　^^

画、そのものを何も知らずに楽しむのも良いですが、やはり画家の人生とか、残した言葉とか、そういうものを知った上で、作品に対すると、また全然違ったものになりますね。味わい深くなるっていうのか、もっと深くまで理解できるような気がします。

コローもいたのですね。良い美術館　♪
by ぼるふがんぐ (2008-08-24 19:52) 

ぼるさんの、湯河原に刺激されて温泉につかりたくなってしまったのに、今回は残念でした。ポーラ美術館は、結構盛りだくさんなので、tomoeさんが以前おっしゃっていたように、体力温存してからいらしたほうがいいかも。。と思ったけど、ぼるさんは、若いからそんな心配いらなかった。。(-_-;)
by marilyn (2008-08-24 20:39) 

箱根は何度も行っていますが、意外と知らないことが多いですね
この秋には是非行って見ようと思います。

by aki-pon (2008-08-26 22:47) 

marilynさんも、いかれたのですね～
森の中の美術館で森の中の少女を見るって、なんて
贅沢なんだろうって思いましたよ～
確か、次回からの割引券ってくれましたよね、すぐにでも行きたいな
って思ったのですが、鎌倉からも案外近くて遠い箱根です（笑）
by tomoe (2008-09-09 17:03) 

後から知ったのですがtomoeさんも、ポーラに行かれたんですよね！
箱根までは、自分で運転していったのはまだ２回。このときは夫とです。
自分だと結構疲れちゃうんですよね。ヘボ運転なので。
by marilyn (2008-09-09 17:07)