SSブログ

京都でしてみたい10のこと・・・城南宮で梅の香りに酔いしれる [旅]

昨晩の思いもかけない大きな揺れ。
皆さま、ご無事でしたでしょうか。大きな被害もでているようですが
これ以上被害が出ないことを願っております。

先週末、ウクライナがこんなことになるとは全然予想もしていなかったころ予約した
ずらし旅、、、といって、混雑を避ける旅、京都へ行ってまいりました。
もう三回目の接種も済み、今なら、、、。

京都、もう数えきれないほど行っているのに、まだまだ広くて深くて
毎回驚きにあふれています。

今回は京都でしてみたい10のこと。

1 世界平和をお願いしてくる
2 今咲いている花を楽しむ
3 一つ美術館を訪れる
4 昔ながらの喫茶店でプリンを楽しむ
5 美味しいランチをいただく
6 その土地の人、巡り合った人たちとお話しする
7 モーニングを食べてみる
8 おみくじをひく
9 時間があったらおまけで占いもしちゃう
10 とにかく一人時間をとことん楽しむ

ということで、今回も達成してまいりました。
で、本当にラッキーだったのが梅が真っ盛りだったこと。城南宮の神苑は初めて訪れた
ところだったのですが、もう足を踏み入れた途端に別世界にワープしたみたい。
香りにいきなり全身が包まれて、高揚してくるのが自分でもわかる。
いつも感動するとこれです。時間を忘れて、身を任せるという感じ。

S__51650591.jpg


実は最初は以前にも行った北野天満宮にいくつもりだったのですが、
早く目が覚めてしまったので、東寺に朝5時半に行って、弘法大師様に朝餉をお供えする生身供という
儀式に参加させていただき(今はお堂の中にはコロナのため入れませんが)その時に
五重塔の写真を撮っていらした方にぜひ!と勧められて城南宮へ行ったみたのです。
実はつい最近、弘法大師様とお誕生日が同じ、、、とわかって、急に一方的に
親近感(笑)、、、図々しいにもほどがありますけど(笑)
でも行ってみて、本当に今回の旅のハイライトとも思える経験。教えてくださった方に
感謝です。

S__51650577.jpg


S__51642509.jpg


S__51650582.jpg


S__51650572.jpg


そしてランチは、予約必至の2店。
一つは,無碍山房さん。もう一つはAWOMB さん。
二つともとてもモダンなお店。

S__51683368.jpg


菊乃井さんというとても格式の高いお店があるのですが、それをカジュアルにして
気楽に味わえる店がSalon de Muge
お庭を見ながら、和食をゆっくりいただきます
AWOMB さんのほうは、街中。
とてもユニークで、とても凝った具を、自分で手巻きにしていただくのですが
海苔とごはんの美味しさ、そして、具材がとてもユニークなので
オリジナルな、本当に想像がつかないような手巻きが出来上がります
おまけで頼んだ、プリン、、、白みそ仕立てで、いっぱ~いナッツ類がのってますが
美味しかった!昔ながらの堅めのプリンが好みなのですが、これ、とても
美味しくて、またいただきたいくらい。

S__51683365.jpg


あとは、リニューアルのすんだ京セラ美術館。
醍醐寺、小野小町の随身院、平安神宮などなど。おみくじ、醍醐寺と平安神宮2か所で
ひきましたが・・・なんと!二つとも大吉(笑)うれしい。
占いはたまたま食事の帰りにのぞいたところが鳥居の突き刺さった占い屋さんで有名な
ところで。今度はう~ん、そんなにびっくりすることはなかった(笑)

S__51683367.jpg


帰りには、偶然ドクターイエローが反対側のホームにとまっていたのでそれもラッキー。
孫にうらやましがられてしまったけど。

またまた、一日20000歩近く歩いて、今回の旅は無事終了。
わんこと留守番してくれた夫に感謝です。

地震、戦争…心配は尽きないですが、今私のできることと言ったら、ささやかなこと
ですが、祈ること。
いつも忘れないようにすることです。
でも、今ある日常も楽しんでいきたい。複雑ですね。
さて、次はまた桜の季節。楽しみ^^
皆様も、だんだん花の美しく咲く季節、楽しんでくださいませ
nice!(1)  コメント(0) 

About time 愛おしい時間について [映画]

8NkAL9lyquEkC9l8zPkAvIez6fR5D2WEvOG8YBOM.jpeg


3度目の予防接種も無事に終えて、一応予備のためとっておいたお休み。
やはり予想通り、18時間後くらいに37.3度の熱は出ましたが、それだけで軽く済んだので
撮りためておいた録画を見ることに。

全然タイトルも知らない映画でしたけれど、時々英語の勉強のために洋画を見ることがあるのです。
イギリスの南西部の町、コーンウォールに住むティムは、日々何の変化もない
平凡な暮らしをしている青年。

見かけはちょっとさえない。
その子が21歳の誕生日を迎えたとき、父親から衝撃的な、人生が180度違ってしまうような
話を打ち明けられる。

なんとそれは。。。その一族の男性は、タイムトラベルができる、というとんでもなく
ぶっ飛んだ事実。

父親も21歳の時、その事実をその父から伝えられたと。

そして、滅茶苦茶非科学的な方法で(笑)、実際過去に戻れることを知った彼は
今まで失敗してきたことをやり直してみる(笑)

過去に戻って、やり直したい。。。ということは、誰もが一度は考えたことが
あることだと思います、特に、若いころは。
失敗も恥かくことたくさん。
あの時どうして。。。は、誰もが思うこと。

彼も実際、彼女にアプローチするとき、また初めてベッドインするときも
失敗だらけなので、何度もやり直すなんてシーンが私たちを笑わせてくれる。

しかし、偶然本当に好きになる女の子に出会って人生を始めることで、過去に戻っても解決しない
問題もあるということに気づき始め、大人になっていく。
彼の顔つきが変わって、だんだんかっこよく見えてきますよ(笑)

06f91d7207acbf5b248a5e32036cd5123188e36f_xlarge.jpg


そして、いくらさかのぼっても変えられない、人が死ぬという事実。
切ない父親との別れ。家族の問題。
彼も親になり、人生の本当の意味を学んでいくというストーリー。

特に父親との別れのシーンは切なくて美しくて秀逸。ビル・ナイさん、良い味だしてます。
イギリス気質の、毎日同じ暮らしを続ける平凡だけれど、変わり者の家族たち。

最後に彼が学んだことは、普通に生きることの大事さ
毎日を丁寧に暮らすことの愛おしさ

躓いて、失敗して、転んで、傷ついて、それでもまた立ち上がって今の自分がある。
ここにいる自分こそが本当の自分。
もう、タイムトラベルで過去に戻る必要は感じない。

号泣する映画ではないけれど、何かを心にしっかり刻み込まれた気がする。
夜寝るときにじんわりと心にしみてきて、私も確実に大切なメッセージを受け取った気持ちに。

それで、映画を調べたら、あのノッティングヒルの恋人、ラブアクチュアリーを作った
リチャード・カーティスさんの最後の作品。この映画を撮った後、もう作らない、と
宣言したそうです。

だから・・・すごく彼のメッセージが伝わる。
私も、毎日毎日丁寧に、同じ暮らしをしている人を信用する。

同じ時間にお散歩で会う人たち、毎日一生懸命地味にだけれど、確実に仕事を
こなす人々。
平凡だけれど、誰が何と言おうと、自分の生活をかたくなに
私が英国を好きなのも、そんなところに惹かれるからかもしれないと気付いた。

この不安定な世の中。特に生活を奪われた普通の人々のことを今思う。
いかに普通の暮らしをしていくことが大切で、愛おしいものか。

ウクライナの人々のこれからの暮らしを思うと胸がふさぐ。
こうして、今平凡な暮らしを続けられる私たちは幸せ。
でもいつ、どうなるかは誰にもわからない。
そんな中でも、明日を信じて、一日一日を大切に愛する人たちと暮らしたいと
切に思わせてもらった、一本の映画でした。

中に出てくる曲も素敵。
特にHow long will I love you?という歌。
イギリスの地下鉄で、若い恋人たちの季節が移り替わる様子は、胸がときめきます。

いっぱい笑わせてくれて、そして、しみじみ人生について考える…素敵な
作品。
チャンスがあったら、ぜひ見て、、、そして感想お聞きしたいです。
確か2014年に、映画館で上映していたと書いてありましたので、ご覧になった方も
あるかと思います。

今日は雛祭り。
娘たちは出かけているので、今日はお祝いもせず、静かな一日でした。
ワイワイ賑やかもよいけれど、それもまた良し・・・です。
明日は友達と一日遅れの女の子のお祝いランチです^^

おまけで
About time というのは、その時は来た、とか今こそその時、とかそんな意味。





nice!(1)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。