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ハインリッヒの法則・・・300の努力が一つの成功を生む [雑記]

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長かった今年の連休もすっかり明けて、なんだか疲れが出てきたような・・・
でも、それを癒すようなちょうど良い雨がふっています。

8日付の朝日新聞に出ていた勝間和代さんの連載記事。
人生を変える“法則”
これに面白い記事が出ていました。

”ハインリッヒの法則”、または”ヒヤリハットの法則”とも呼ばれていて、1929年にアメリカの損害保険会社員
ハーバート・ハインリッヒが5000件余りの労働災害について調べた結果をまとめたもの。
私も職場でこの”ヒヤリハット”の講習を受けたことを思い出しました。

これは、ある一件の重大な事故の背景には29件の軽微な事故と、300件の”ヒヤリハット”
つまり、事故にはならなかったが、ヒヤリとしたり、ハッとしたりした事例が存在すると
いうことを統計的に示したもの。

そして、この“1対29対300”の法則は単に労働災害にとどまらず、様々な人間の行動場面にも
あてはまるということ。

たとえば大成功した人は、その成功はたまたまではなく背景に29の小さな成功があり、さらに
その成功を支えるような300の行動習慣がある。

”なかなかいい結婚相手が見つからない”・・・と相談を受けると、勝間さんは必ず
゛これまで何人と会う努力をしてきたか”ということを聞くそうです。
すなわち300人に会い、そのうち30人ぐらいとデートをして、そのなかで
この人と思えるような人に会えるのはせいぜい一人・・・ということ。

新製品のアイディアについても同様。300くらいのちょっとしたアイディアのうち、30くらいが
有力なものとして残り、本当に商品化してうまくいくのはそのうちの一件・・・

そうやって見ていくと、物事一つ一つの行動を着実にこなすことで、それが小さな成果に、
そして、そのうちの一つが大きな成果につながっていくということがはっきり見えてきます。

良いこと然り、悪いこと然り・・
健康も、結婚生活も・・・決定的なことが起こる前にはいくつもの段階と兆候があるということですね。
これを思うと、小さな悪いことの積み重ねは是非是非やめたいもの。
小さな愚痴、小さな困った習慣・・・それは極力やめて
良いことを積み重ねて、いつか綺麗な花を咲かせたいものだと、これを読んで強く思います。

成功して(決してお金儲けとかの意味じゃないですよ~)人に恵まれて良い人生を送る・・・
時には偶発的な運もあるでしょうが、これらは殆どが毎日の小さな努力から生まれてくるもの
なのですね・・・と思うと、むやみに人を羨む気持ちはなくなり、やっぱり日頃からの積み重ねが
大事なのだとつくづく感じさせられた記事でした。

すみません、勝間さんの記事ほとんど写しました。<(_ _)>
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