サウンド・オブ・ミュージックとザルツブルク [旅]
私が子供のころの映画の金字塔といえば
サウンド・オブ・ミュージック、ウェストサイド・ストーリー、
ディズニー映画の数々でした。
この映画の舞台は1938年のザルツブルク。
ドイツによるオーストリア併合、第二次世界大戦の前夜。
そのサウンド・オブ・ミュージックの舞台である
ザルツブルクはミュンヘンから2時間弱で行けて
しまうほど近いので週末娘たちとまた出かけました。
チケットは、バイエルンチケットというのを利用すると
朝9時以降、夜中の3時くらいまで一日中ザルツブルク
までどこでも乗り降りOK、しかも一人だと22ユーロ、
3人だとプラス4ユーロの26ユーロという安さ。
これは、5人まで適用可。
一人、9ユーロ弱という安さです^^
お天気はいまいちだけれど
まずは、ドレミの歌で有名なミラベル公園へ。
そうそう、ここ、このペガサスの噴水の周り。
みんな歌いながら踊ってたのよね、
このバラの小道、歌いながらくぐっていた。
(中で一人踊る私(笑))
それから、橋をわたって(この橋ではないのですけど)
今度は、ザルツブルクを見渡せるお城のてっぺんへ。
もう気持は少女にすっかり戻って^^
実は、サウンド・オブ・ミュージックは世界中で
知らない人がない・・・と私は確信していたのに
地元オーストリアや、ドイツでは、知らない・・・と
いう人が多いのにびっくり。。。
事実、娘婿が知らなかったので
うそ~なぜ~?!!って思ってたのですけれど
オーストリアに長く在住されている方の
ブログを読んでいたら
”ナチスドイツ軍の支配下で多くの国民が困難なとき
祖国を捨てて逃げて行った家族への冷たい目、
苦しい運命を共有しなかったことへの
無言の批判。
ナチス軍に反発したオーストリア国民は
当時少数派であり、大多数はナチス・ドイツ軍を
歓迎し支援した。
その後ろめたさも払拭できなかった。”
そういった、政治的な背景もあって
この映画は、ドイツ、オーストリアなどの地元では
公開されなかったところも多く、ヒットしなかったそうです。
よく考えてみれば当然のこと
呑気に、どうして見てないの?なんて
思っていた自分がとても恥ずかしい。
国によって、とらえ方が違うのは当たり前。
でも、今では、長い時間を経て世代も変わり、
オーストリアの観光の目玉としても
人気の場所ですから
そんなことは今では、忘れているようにさえ見えます。
ただ、その話を知って
本当は、住んでいた場所も訪れるツアーにも行って
みたかったのですけれど
無邪気にあちこち、何も知らない娘婿を連れまわすのは
ちょっと・・・と控えました。
そうそう、今年の2月には、トラップ一家、映画のモデルの
最後の生存者であった3番目のマリアさんが
なくなっています。
そして私はびっくりしてしまったのですけれど
撮影当時のトラップ大佐役のクリストファー・プラマーさんは35歳。ジュリー・アンドリュースは、まだ29歳。
でも、実際の二人は、24歳9か月も年齢が
離れていたそうです。
これは、町の中にある不思議なもの
そのあとは、お決まりの
ホテルザッハでザッハトルテを食べ
モーツァルトさんの生家を訪れたりして
ザルツブルクをあとにしました。
(私はザッハトルテ、甘すぎて残した!他のケーキのほうが甘すぎず美味しかった)
撮影禁止を知る前に取ってしまった台所
帰りには、娘の友達10人ほどと待ち合わせて
ミュンヘンで観光客は
だれでも訪れるというHOFBRAUHAUSという
有名なビアホールへ。
これは、ゴン中山さんのサインですね~
ババリアンの衣装を着た娘の友達、二人はアメリカ人ですけど
よくお似合いです。
飲めない私も、ビールとレモンスカッシュを混ぜた
ビールはお気に入りになってしまいました^^
Radlerというのが甘いビールです。
にぎやかな演奏と地元のおいしい料理で
ザルツブルクもドイツ満喫して、娘の家へ帰りました。
ミュンヘンともあとわずかでお別れです。
こんな記事を書いていたら~
なんと、その間に錦織君が、全米テニスオープンで準優勝に勝ち
明日は決勝出の大快挙!
試合を見ていて、最後は涙がこばれそうになりました。
素敵な青年になってくれてうれしい~!明日も頑張って優勝してほしい!!
そして、チンタラと続けていたこのブログもなんと300記事目になりました。
細々とですが、ずいぶん書いたものだと我ながらびっくり
長いお付き合いの皆さんに感謝です^^
2014-09-06 23:16
nice!(8)
コメント(11)
頑張りましたね。300記事おめでとう!そして楽しい記事をありがとう。
なかなか日本を飛び出せない私たちに代わって、「未知との遭遇」を成し遂げた貴女に
拍手を送りたいです。
気をつけて帰ってきてね。
by komorin (2014-09-07 14:17)
こもりんさん、いつもありがとうございます
記録のつもりで書いているブログですが
年月の経つ早さにびっくりです
飛び出すばかりがいいことではないということも
今回はよくわかりました^^
でも、トライしてみるっていうのは、日常でもとても大事なこと
っていうことも、改めてわかり
自分の中では、とても実りの多いものになりました。
はい、あとは気を付けて帰ります。ありがとうね^^
by ☆marilyn (2014-09-07 14:41)
300記事、おめでとうございます!!
そして何より素敵な夏休みを過ごされたmarilynさんに乾杯!!-☆
「所変われば品変わる」
考え方も見方も人それぞれ。。
難しいですね。。
改めて勉強になりました。
何卒お元気でご無事にお帰り下さいませ!!
by 向日葵 (2014-09-07 15:40)
向日葵さん、ありがとうございます
向日葵さんの足元んもおよびませんが
細々とこれからも続けていきたいと思います
そう、ほんとにその土地その土地で考え方も
価値観も違うので、理解するまでは時間かかりますが
知ってしまえば、あたりまえのこと
っていう、なんでもないことを改めて気づかされた旅でした。
はい、とにかく、気を付けて最後、気を引き締めて帰ります^^
by ☆marilyn (2014-09-07 16:49)
これがオリジナルの”ドレミの歌”だと知った瞬間は忘れられません♪
300記事目がドイツ・オーストリィ。記念になりましたね。
ビアホールの雰囲気がやはりいいですね^^
by ぜふ (2014-09-07 21:45)
300記事目 おめでとうございます!
続けてアップされていて 尊敬です
素晴らしいですね
(最近では すっかり読むばかりで お恥ずかしいです)
国内だけでも いろんな方のブログがありますが
こうやって 海外での お国柄の違いなど
拝見することによって 刺激されるのって 良いことですよね
いつもありがとうございます♪
これからも どうぞよろしくお願いします (#^.^#)
by amane (2014-09-08 00:41)
ぜふさん、ありがとうございます
いつもお付き合いくださって感謝です
ドイツは、とっつきにくいところがありますが
暮らしてみると、とても暮らしやすいところだなぁと
実感しました。
ただ日本は、何もかも、本当に便利
それに慣れてしまうと、不便に感じることも多いです
これからも気長なお付き合いをどうぞよろしく^^
by ☆marilyn (2014-09-08 05:27)
amaneさん、いつもありがとう
こちらこそ、気まぐれ更新で・・・
それにお付き合いくださってありがとう
もうamaneさんとは、ずいぶんのお付き合いになります
月日が経つ速さに今更ながらびっくり^^
これからも気長に、良いお付き合いをお願いいたします
by ☆marilyn (2014-09-08 05:30)
ayaさん、いつもありがとうございます
ayaさんに刺激を受けて写真頑張ったんですよ~
素敵な写真、これからも見せていただきます^^
by ☆marilyn (2014-09-08 06:01)
サウンドオブミュージック、リバイバルできたとき、友人と映画館で見て
感動したのを思い出します。
世界的に有名と思っていたら、ご当地だけに、事情で上映されていなかったりもしたのですね。
ビアホール、いかにもドイツといった感じがする楽しそうな雰囲気ですね^^
by アールグレイ (2014-09-13 22:42)
アールグレイさん、おはようございます
いつもありがとうございます
無事に日本に戻ってきました。
私もご当地に行ってみるまでは知らず、そんなことが
本当に多いですね
ビアホールは、飲めない私でも楽しめる空間でした
でも、ビールをレモンスカッシュでわった甘いビールもありですね^^
by ☆marilyn (2014-09-14 08:57)