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どうしても欲しかったもの [桜]

群れない、慣れない、頼らない

今一番気になっている、そして尊敬している画家の堀文子さん。
大磯でいまなお創作活動をされ、なんと1918年生まれですから
今年7月には98歳になられるのに、毅然として、そしてとても美しい方。

冒頭の言葉は、堀さんのモットーです。

堀さんの絵に出合ったのは、どのくらい前だったでしょうか
とても品が良くて、お洒落。そして植物、生き物への愛にあふれている。
どれもこれも、好き。

そして私は、堀さんの画集をいくつか持っているのですけれど
その文章力にも、驚いています。
的確で、明瞭。日本語が美しい。
そして地位や名誉には興味なく、たった一本のホルトの木のために
私財をなげうってしまうところも好き。
(土地が元の持ち主から人手に渡り、切られると知ったとき
樹齢五百年のこの木を守ろうと、土地ごと買ってしまったというお話)

以前高麗山を散策したときに、地元をよく知っている知り合いに
是非にと案内を頼んで、このホルトの木にあってきました。悠然とした
その姿。きっと、このホルトの木は、堀さんの今の生命力を支えて
いるのでしょう、と感じました。

私も木が切られてしまうという痛み、すごくわかって、周りの人が
何と言おうと守ろうとする姿勢、ものすごく共感します。
うちの夫がなんでもかんでも切ってしまう派で、そのことで
なんど悲しく胸がしめつけられるような思いをしたか。

世の中には、合理的に切ってしまう人と
なんとか命を残そうとする人とがいて相容れないんんだなぁと
つくづく思います。

さてさて、どうしてもほしかったもの。
それは堀さんの絵です。(原画ではないです。セ・リ・グ・ラ・フ)

桜好きなうえに、その描かれた想いを知り
もう、今まで物を欲しがったことなんてあまりないんですけれど
夫にお願いした(笑)

そうしたら~
買ってくれた!

ブランド物や宝石には興味ないし、こんな高いものを(私としてはね)
生涯買うとは思わなかったのですけれど・・・
清水の舞台から夫婦で飛び降りちゃいまして(笑)

そうして、今不似合な逸品は、我が家にやってきて・・・その
一枚を眺めては至福の時を味わっています。
好きなものにかこまれるというのは、とても心潤うもの。

今は和室ですけれど
来年の桜の季節には、これを玄関に飾りましょう♪

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さてさて、冒頭のモットーですけれど。

それにちなんで、夫と私、それぞれに作ってみました。

夫・・・ぶれない、媚びない、怒らない(ほんとにおこりんぼうなので)

私・・・媚びない、さびない、へこまない(笑)
(おなかはへこませろ!の声が(笑))


話はぐっと変わりまして。

孫バカです(笑)。
初節句、無事に終わりました。
もうすぐお誕生日、そして、一升もちを背負わせる日も近いです。

お節句のではないですが、写真載せますね^^
顔が日々変わり、もうお兄ちゃん顔です。

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そして、昨日早めの母の日のお花。
次男坊と彼女から届きました。ありがと!そんなお金も気も使わなくて
良いですよ~♪
でも、そのうえ娘と息子で私と母をランチに連れて行ってくれるとか~
果報者です。私。

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皆様も五月の連休の終わり,楽しんでくださいね^^
次は多分バラです♪

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