SSブログ

ジョジョ・ラビット [映画]

2b35bf904209813c.jpg


久しぶりに感極まって、ラスト、泣いてしまった。
そばにいる夫にあの場面が、、、と言おうとして
また涙があふれてしまう。
ナチスの訓練校に入りたての時、殺せと言われたウサギを殺すことができず
皆からジョジョ・ラビットとからかわれる少年がこの映画の主人公。

映画はいきなり、ビートルズのI wanna hold your hand からはじまることにびっくり。

そして、パロディのようなヒットラー
ここで笑っていいのか、どうしたらよいのかわからない
複雑な気持ちになってちょっと落ちつかない前半。

このままドタバタ終わってしまうのかと思っているうちに
後半から笑えない、とても悲しい展開になる。
もう誰も笑わない。

ここで書いてしまうと、ストーリーわかってしまって
これから見る方には残念なことになってしまうと思うので
これ以上書きません。

でも、人の感情、優しさ、悲しさ、幸せ、愛は
どこの世界、人種でも同じ。
この映画は子供目線から見た戦争映画。
人を色眼鏡で見る恐ろしさと、戦争のこわさを
すごい勢いで伝えてくる。

ウサギを殺せなかった君は、臆病なんかじゃない。

途中に、最後の二人につながるセリフがあります
その言葉があるから、最後のデビッドボウイの曲のとき
もう号泣。。。

自由にできる今の幸せをつくづく感じます

アメリカで作ったドイツ映画ですから、英語だし
ちょっと不自然なところもありですが
ファシズムの時代の重苦しさばかり強調せず
平和、協調の大事さを伝えることができた点は
ものすごく評価できる映画でこれは一押し!

で、主人公の男の子が孫二人の顔をたしたような
お顔で、それもまた泣かせる一因なのでした。
婿さんはドイツ人なので、見ると複雑かもしれませんが
ドイツ人は自分たちがしてきたことは、きちんと
受け止めて、二度と繰り返さないように学校でも
事実を包み隠さず、学ぶそうです。

ラストで、ぐっと来て、感動が止まらない。
わかる人には、、すごくわかってもらえる映画。。。
そんな気がする映画です。

お母さんの、スカーレットヨハンソンさんも
キャプテンKも、ヨーキーもいい役どころです。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。