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京都ずらし旅 友達との再会 [旅]

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紅葉の時期のピークは過ぎたのですけれど、逆に空き始めたのでは、とこの時期
二泊三日の京都旅に行ってまいりました。
今回の一番の目的は、大学時代の友達と会うこと。

私が学生の時、卒業旅行でヨーロッパに50日間一緒に行った友達。
そして、私と夫が初めて出会ったときに一緒にいたのも彼女でした。

とても気が合っていたのに、彼女のご主人の転勤のため新潟に行ってしまったり
名古屋で暮らしたりが続き、そのあとご主人の闘病が20年余りあったため
なかなか実際に会うことはできませんでした。うちもごたごたしてる時期だったしね[あせあせ(飛び散る汗)]

しかしご主人が昨年末に亡くなり、少し落ち着いただろうから、、、と声をかけたら
行く!と快い返事。
ランチだけするつもりが、結局11時半から20時まで(笑)
一緒に一日過ごすことができて、とても楽しかったし嬉しかった。

で不思議で、もう会えなかった時間なんてすっかり飛んでしまって(笑)
二人とも学生時代より、心も体も丸くなりましたが(笑)

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今回はとてもリーズナブルにホテルが取れたので、ちょっと奮発して京都のブライトンホテル
に初のお泊り。
で行ってびっくり、すごい広い部屋で(笑)一人ではもったいなかった。
ネスプレッソ、お抹茶まであり、大きなテーブルまで。お風呂もトイレもひろ~い!
セミダブル二つだよ~友達も誘えばよかった。

駅で会ってからランチは食べてみたかったてまり寿司とお茶の宗田さん。
一口サイズとはいえ14貫では多すぎそうなので9貫でお願いしてちょうどよかった。
京都のお野菜とかすごくおいしい。
舞子さんが一口で食べられるようにとこのサイズにしたそうです。

そのまま、少し歩きましょうと、南禅寺と水路閣へ。三門のてっぺんから眺める景色は最高。
急な階段を上ったその先には、京都の街並みと山が。石川五右衛門が絶景かな、絶景かなと
歌舞伎で見得をきるのも、ここのことだそうです。それから徳川家康ゆかりの東照宮で
小堀遠州のカメと鶴のお庭。金地院で特別公開の長谷川等伯のお猿さんの絵を見ることができ、
茶室などの説明も受けられて大満足。

そのあとは、夕食まで時間があるので、ホテルのシャトルでお部屋へ。
美味しいネスプレッソとお菓子をお部屋で食べてのおしゃべりはつきません。

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まだ時間は平気、というので、一人で予約してあった祇園四条のウクライナ料理、
キエフさんへ一緒に向かいます。ボッチ夕食よりうれしい!
ウクライナ応援の気持ちもありますが、春に娘と友達が行っておすすめだったので。
こちらのボルシチとピロシキ、本当に美味。クリームチーズのデザートも欠かせない。
加藤登紀子さんのお兄様が営んでいるお店ですね。

さて楽しい夜は更けて、もうあっという間にお別れの時間。
又の再会を楽しみにさよならしました。

今回の旅で、ホテルの近くの御所の朝散歩、楽美術館、そしてお決まりのクラシックな喫茶店の
プリン、神戸で行きたかったビストロすみもとさん。駅のウナギ(笑)などやりたいことは
全部ほぼかなったかな。
留守番してくれた旦那様とわんこに感謝。明日からまた仕事に家事に励みます!



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トーハクの庭のイチョウの木 [美術館]

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先日東京国立博物館を訪れて、帰る途中、出口の近くで大きなとても珍しい
イチョウの木を見つけました。
普通のイチョウとは大きく異なって、まるで藤の花のよう。
なんだろう?と思いまして、帰ってからやはり気になって調べてみました。

銀杏は生きた化石とも呼ばれその仲間は二億年も前から存在していたと言われていますが
現生するのは生物学的には中国産の一種のみ。
ただし,見た目の違う品種がいくつか存在します。

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その中の一つがシダレイチョウ。
枝が垂れ下がる品種。これですね。そのほかには葉の上に緑の実を付けるオハツキイチョウ。
葉にマダラ模様が入るフイリイチョウ。葉の両面がくっつきお猪口のように見えるおチョコイチョウなどがあるそうです。

イチョウの名の由来は,中国の名の一つである鴨脚,ヤーチャオから。鴨の足の水掻きに見立てたのもうなづけますね。

花言葉は,荘厳,長寿,鎮魂。
お寺や神社に多くみられるのも納得です!
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面白きこともなき世におもしろく [旅]

昨年の山口県の旅行以来夫がすっかり高杉晋作のファンになってしまい
それからいくつか関連本を読むうち、私も晋作の前向きな生き方に共感を覚えるように
なりました。
そして今回は山口の晋作ゆかりの地を訪ねることに。
最初は東行庵。この時期は、真っ赤なもみじがちょうど見ごろ。
東行とは、西行に憧れた晋作がそれにちなんでつけた号です。
決起した功山寺と同じく晋作ゆかりの地でお墓がもある場所です。

題名の歌は、面白きこともなき世におもしろく
すみなすものはこころなりけり

前半は晋作の歌、そしてそのあとに晋作と懇意にしていた尼さんが句の続きをつけたもの。

西へ行く 人を慕いて 東行く わが心をば  神や知るらん

これは西行を慕った晋作の句。
鼻輪を通さない放れ牛(束縛されない人という意味)と呼ばれた晋作は、良い句や
面白い都々逸や言葉をたくさん残していますよ~

三千世界の鴉を殺し 主と朝寝がしてみたい
萩に行きたし小倉も未練 ここが試案の下の関
人の花なら赤ふもなろが わしの花ゆえ くろふする
翼あらば千里の外も飛びめぐり 万の国をみんとぞ思ふ
どれもとても粋。

晋作饅頭もいただいて、次は晋作が挙兵した功山寺へ。
ここは静かなお寺です。 大きな山門の、こちらのもみじも見事なこと。
ここでは馬に乗った晋作さんが見られます。

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さてさてこれにて山口を後にし、関門トンネル通行料160円を支払って、門司へと抜けます。
下関も門司も初めてなので少し、門司レトロと呼ばれるきれいな港でお散歩。

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そのあと、最初の宿、海の中道のホテル ザ ルイガンスに向かいます
ここのお部屋からの眺めが最高で、福岡市内は対岸。ここが町から15分くらいとは
思えないほど部屋も広く、長めの良い静かな場所です。
今回このホテルで大正解!
ホテルの従業員の方もすごくおもてなしが上手で、お掃除も何もかも行き届いていて、
ほんと、東京ステーションホテルのおもてなしを思い出したくらい。
ホテルのプールの見えるレストランでいただいたイタリアンも美味、
特にモンブランは特筆ものでした。

次の日は人込みを避けて、柳川へ向かいます。
大学時代以来の再訪でしたが、昔とちっとも変わらない景色。
そして、今は川面に生える木々が美しくて、感動。大興奮で写真撮りまくり(笑)

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船頭さんがとても良い人、っていうかユニークな人で、今回の旅の一番の旅の立役者。
橋の下、エコーが効いているので必ず歌ってくれるのですが、ちょっと音程が外れるのが
またご愛敬。私たち二人だけでしたので気も遣わず、本当にのんびり楽しい時間でした。

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そのあとは、まっすぐ佐賀県の武雄温泉へ。
今度のホテルは、御船山観光ホテルといって、チームラボが監修のユニークなホテル。
たまにはこんなのも面白いかと思ってとったのに(´;ω;`)
夫、とても暗いロビーがお気に召さなかったみたい。
全部がランタンみたいで、とにかく暗い(笑)
それが売りなので、若い人達はロビーだけ覗きにきて写真撮りたいくらい人気なのに(笑)

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おもてなしのウェルカムドリンクもこんな暗いところで何飲まされてるかわからない。。。と(笑)
速攻お部屋へ。
で心配したお部屋はごくごく普通の日本間。
これで食事、お風呂が悪かったら、夫機嫌損ねそうと思っていたら、お風呂が素晴らしかった。
ここは星のやグループかと思うほどおしゃれ。

薬草のお風呂があったり、本格的なサウナがあったり、暖炉とお茶、お菓子のサービス。
夜は暖炉の火のあるガラス張りの部屋で裸(笑)で寝っ転がると、星空がガラス越しに見える。
ゆらゆら揺らめく薪の火と星空、おっしゃれな飲み物。食べ物。(お風呂にね)
これは本当に素晴らしい。
この時期、庭園の池のモミジのライトアップも人気で、京都高台寺のライトアップを
思い出すほど、この日は風もなく素晴らしい景色でしたが夫は興味なく(笑)私一人で見たの
ですけどね(笑)

そしてお夕食も夫が残すほど(笑)の量とおいしさ。
夕食はすき焼きでしたが、品数多くて、本当に最後いっぱい過ぎて食べられないくらい。
朝食もしかり。周りの緑を見ながらゆっくりいただき、佐賀をあとにしました。

今回本当に思ったのは、旅はやはり欠かせない。マラソン途中の飲み物みたい。
五感が刺激されて、物事見たり聞いたりするときのセンサーが研ぎ澄まされる。
そして、心が解放される。。。って普段から解放されすぎてるけど(笑)

晋作さんの
面白きこともなき世におもしろく
すなるはひとのこころなりけり

面白くないことがたくさんある人生であっても、楽しく生きるのは
自分の心持ち次第。。。本当に納得の一句です。
また、日常が始まりました。
毎日、まじめに元気に楽しみます^^

追伸
この句は面白きこともなき世に
又は、面白きこともなき世を
と両方書いてあることがあります。どちらが本当なのかは不明なようです。

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趣味二つ

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4年くらい前に始めた社交ダンス
コロナの期間2年ほど練習ができず、相変わらず初心者。
それでもようやく楽しさがわかってきました
事故後でしたが10月には久々のデモンストレーション
何とか無事に終わって、次は3月のデモンストレーションにむけて
張り切っています

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10月の曲はオードリーヘップバーンの昼下がりの情事からFascination(魅惑のワルツ)
気分はすっかりオードリーです。
振付は、リーダーさんが考えてくれますので、切磋琢磨しながらの練習。
発表会自体より、この練習期間が楽しい、ということにこの頃は気づきました。

社交ダンスは、もちろんお相手がいないとできないもの。
特に女性は相手のリードに合わせて動くので、次にどういうステップがくるのか
察しないといけない。

なかなか難しいですけれど、だからこそ楽しい。

次は、これまた突拍子もないのですけれど、私のリクエストでクイーンの
キラークイーンでスローを踊ります。
リーダーさんが、意表を突いた曲に戸惑っておりますが、なかなか楽しいデモに
なるのではないか、、、と思っています。

それからもう一つ、昨年5月から始めた水彩画。
こちらは、家でなかなか練習せず( ´艸`)、お教室のみなので、なかなか上達は
しませんが、このジャズを聴きながら描いている時間がなかなか楽しくて。

同じ題材で描くのですが、皆さん、それぞれに本当に個性が出てきて楽しい。
そっくり、というのはほとんどありません。

たとえば先週は鎌倉片瀬の漁港の絵。
同じ写真のプリントをいただきます。

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先生がお手本で、デッサンから始めるのを同じようにまねていくのですが
もうそれぞれに違う(笑)
私が描いたのがこれです。大雑把な性格が表れますねぇ(笑)

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で、色もなかなか同じようには出なくて、結果個性的なものになります(笑)
最後に皆の作品を一斉に並べて、コーヒーと先生のお母さま手作りのケーキを
いただきながら、コメントをそれぞれ先生からいただきます。

仕事と家事、そして気功を指導しながら、友、孫と遊び、良いバランスをとって
生活するのが健康に一番良いかな、とつくづく思います。

急に朝夕、寒くなってきましたね。
おまけに、もう5回目のワクチンの案内まで来てしまいました。
あっという間に11月。
でも慌てず、良い季節楽しみたいと思っています。
皆さまも体調崩さず、良い季節をお楽しみください。
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初めての福井で恐竜まみれ [旅]

まだおちびさん達が恐竜に興味深々のうちに、そして私が福井未踏のため、おまけに
go to利用もできるということで、もう行かない理由はない。。。ということで
娘、孫二人、私の4人でただ恐竜目的だけでいざ福井へ。

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行く日は新幹線が遅れに遅れ、乗り換えの特急と合わせると何と5時間くらいかかって着いた福井。
孫たちをあまり飛行機に乗せたくなくて、米原経由で行ったからねぇ[あせあせ(飛び散る汗)]

福井が恐竜王国への道を歩み始めるきっかけは1982年までさかのぼります。
今の恐竜博物館がある勝山市内の杉山川左岸で、中生代白亜紀前期のワニ類化石が発掘され、
そこで当時の福井県立博物館が動き始めます。予備調査を行うと肉食恐竜の化石がみつかり
その後、次々に成果が。
フクイラプトル、フクイサウルス,フクイティタン,フクイベナートル、コシサウルスが現在までに
発見されている新種。日本で7種のうち5種がここ福井で発見されているのです。

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その後大きなドーム型の福井県立恐竜博物館ができ、外のかつやま恐竜の森(44体の実物大の
恐竜が森の中で動く、吠える)も含め、日本一の夢とロマンのあふれる恐竜王国が
出来上がりました。

あまりに興奮したせいでしょうか、下のちびさんが夕方から熱を出してしたので早めにホテルへ。
、このまま明日もホテル滞在かしら。。。と心配しましたが、次の朝には元気回復、森の方も
訪れることができました。
もしできたら永平寺も、、、と思っていましたが、今回はすっぱり取りやめ。
おちびちゃんたちとの旅行は、とにかく様子見ながら、これをやらなきゃいけない、、、は
無しにして、ひたすら楽しく安全なことだけします。

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野外恐竜博物館では、実際に化石発掘体験もできるので、説明を受けた後
約1時間、トントンとひたすら石をたたきます。
もちろん、3歳児は10分ほどでギブアップですが、7歳児、最後まで興味津々で頑張りました。
結果、化石を見つけることはできませんでしたが、一番思い出に残ったよう。
近くにいた大人の方は、とても上手に石を割り、中から見事なシダの化石が見つかりました。
石は一つ、持って帰ることもできます。

今回は、婿は神戸出張と重なり、娘と孫との気楽な旅行。
2泊3日の旅でしたが、go to のおかげで、とてもお得感。
へとへとになりましたが(笑)もちろん、思い出に残る楽しい旅でした。
週末は海遊びにこちらに来るようです、楽しみに待ってるよ!

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共通テーマ:旅行

東京ステイケーション ホテルニューオータニと美術館二つ [美術館]

 この間はミニバイクで思いがけず怪我をして、先月はひと月ほど静かにして
居りましたが、ようやく少しづつ前の体に戻ってきたので、お疲れ様の(笑)ご褒美で
また東京のホテルに宿泊してきました。

前回は憧れの東京ステーションホテル。
今回は、前から泊まってみたかったニューオータニ。

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ランチでたびたび訪れたことはあり、少し古いかなと思ってはいましたが、あえて
オリジナルのメインに泊まってみたくて。
行く当日は、まず上野毛の五島美術館へ。
息子が東急関係なので、一度は行ってみないと、と思っていた場所。
大きなお屋敷がたくさん並んでいる閑静な住宅街に広大な敷地が表れます。
今回は、禅宗の嵐という展覧会で書が多かったのですが、見られてよかったのは破袋という
焼き物。どすん、とすごい存在感。
さて、お昼は近くのはやかわさんというお蕎麦屋さんでランチ。
とても人気のお店のようで、行列ができています。おつゆは辛目。でもおいしかった。

さて、そのままホテルへ向かいます。
やはり、実際泊まってみるとお部屋はとても広いけれどあちこち古さを感じ、
ステーションホテルと比べるとホテル自体が大きすぎてレセプションまで行くのも大変(笑)
でもやはり日本庭園は気持ち良いし、景色は広大。赤坂離宮もよく見え、夜景もきれい。

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夜は、てんぷらが食べたいと夫が言うので、ホテル内のほりかわさんでいただきました。
おなか一杯になってしまって、お茶を飲みにくこともできないくらい(笑)私はね。
でも夫はまだ食事後にまた恒例で・・・食べましたよ(笑)
翌朝はSATSUKIさんでビュッフェ。
ここの朝食はとても素晴らしかった。
今は発酵食品をテーマとしていましたが、120種類ほどの和と洋の食事が並び
飲み物も充実。ミルクに至っては、5種類も。チーズの種類もうれしいほど。
我が家のおちびさんが、いくらとメロンが大好きなので、ほんと食べさせてあげたかった(笑)
デザートも美味しく、大満足。
でもここで、特筆したいのがここのスーパーエクストラメロンショートケーキ。
SATSUKIでいただけますが、一切れなんと~4320円(笑)
究極のショートケーキということですがふざけんな(笑)なんて言わないけれど、
ちょっと手が出ませんでした。でも結構大きいから二人でシェアもありかもです。
いつか一口食べてみたい(笑)

チェックアウトの後は、大好きな出光美術館へ。今は仙厓のすべてという
展示で、仙厓さんの作品がてんこもりです。
仙厓さん、出光さんが亡くなるときにも最後に見ていた作品も含め、本当にほっこりさせて
くれる作品ばかりで・説明を読んで、うん、うん、と納得するものばかり。
ユーモラスだけれど、とても深い。
仙厓さん、福岡の方で、お寺も福岡にあるんですね、今度行ったとき,寄ってみたいかも、、、
先月は写経初体験、今回は禅の嵐という展覧会と仙厓さんという禅宗のお坊さん。
何か、ご縁を感じます。悟りからは程遠い私ですが・・・

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美術館のあとは、予約していたランチの場所へ。
三菱一号館美術館の横ブリックスクエアのすき焼き十二天さん。
ここのランチ、限定20食ですが、お味噌汁と漬物、サラダ付きすき焼き重が何と~1400円。
法外にお得なランチで予約もできます。
これをいただいて、一路わんこ、孫たちが待っている我が家へ。
今回も子供たちにお世話かけましたが、ゆったりした時間がもてました。ありがと~
またよろしくね(笑)




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街角ピアノを知っていますか? [*について思うこと]

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今日こそのんびり過ごそうと決めていた暑い日。
ふと目にした番組が街角ピアノ。

以前から、空港ピアノ、街角ピアノ、駅ピアノなどで知られるこのシリーズ番組。
思いがけない人がすごい演奏をしてみたり、短い文章、一言でその人となりが
語られる、押しつけがましくなく、好きな番組の一つである。
ピアノは神戸でも見たし、以前夫と訪れたイギリスでも、立ち寄ったカフェ近くの通路で様々な人が自由に弾いているのを見て楽しかったのも思い出す。

ところがこの日何気なく見ていて、思いがけないことが起こった。
そのひとは、もそっと現れ、訥々と弾き始めた。
弾いたのはサザンのTSUNAMI.。タンクローリーの運転手さんだという中年の男性。

その訥々としたピアノ
時にはつっかえてしまうし、間違えてしまうし、ごめんなさいだけれど、幼稚園生レベルだった。
それなのに、それなのにその流れてくるピアノとその短い文章に私の涙腺は完全崩壊。

生まれつき吃音があったその男性は、そのせいで小さい時にはいじめられ、人間関係も
なかなかうまくいかず、自殺を考えたこともあった。
しかし、ピアノを6か月前から始め、初めて表現する喜びを知り、楽しさを感じられるように
なったと。

絵画も音楽もただその背景も知らずひたすら感動することがある。
間違えもなくよどみなく弾かれる音楽。それなのに何にも感動しないこともある。
しかし、その背景、知りえなかった感情などを知ることによって、より深く理解できる
ということがある。
こちらの気持ちと、弾き手の気持ちが一体になったときに、その感動が生まれるのだろう。
演奏の間、私の脳裏にはおっさんの(失礼)それまでのちょっと残念な人生が走馬灯のように
駆け巡った。そして、また人生を輝かせるものに出会った喜びも。
捨てたもんじゃないよ、人生。
そんな言葉が頭をよぎる。
たとえ、人に感動を与えなくったって、自分が楽しければ良い。 気持ちよくなれればそれで良し。 うちにもある使われなくなったピアノ。 孫たちが時々ふざけて触っているだけになってしまったピアノ。 私は幼稚園からバイオリンを6年間、そのあとはピアノを5年間習ったのに根気がなく コツコツやる練習,、ハノンの練習が嫌いで、やめてしまった。 あれからウン十年たって、もうすっかり何もかも忘れた[あせあせ(飛び散る汗)] でも今なら、ハノンやれ、、、とは言われずもっと自由にピアノと遊べるかな。 そう思ったら、また弾いてみたくなった。 まだ秘密だけど(笑)うちの夫も、今年から生涯で初めてピアノを習い始めるらしい!(^^)! 今日はまた高知の四万十の森の公園という屋外での録画。 こんな緑に囲まれた屋外で弾いてみたら気持ち良いだろうな。 そう、高知に行ったらここも行って、モネの庭も見て、牧野富太郎さんの植物園も訪ねたい。 家にいてのんびり過ごそうと思っていたのにまたワクワクしてきてしまったよ(笑) VIVA !MUSIC!  VIVA!ART!

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出光美術館 板谷波山の展覧会 [美術館]

東京でランチをする予定があったので、是非今開催中の展覧会を見たい!とその前に勇んで
出光美術館へ。
出光は大好きな美術館の一つ。
海賊と呼ばれた男、出光佐三が70余年の歳月をかけて集めた美術品を公開するために
丸の内にできた美術館で、皇居が見渡せるビルの9階にあり、行くとなぜかとても落ち着きます。

コロナになる前はここでお茶をいただきながらゆっくり景色も楽しめたのですが
今は、外を眺めるだけ。それでも、一見の価値ありです。

さて、板谷波山さん。
日曜美術館のアートシーンで見るまで馴染みが薄く、陶芸も河井寛次郎さんの
ファンというだけであまり詳しくはありません。
でも、テレビで見て、是非本物を見てみたいもの多と、はやる心を抑えて
9階へ。

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会場へ入り、一目見て、上品な焼き物だと感じました。
そして、ミルクをかけて、つやを消したような、マットな感じ。
アールヌーボーの影響を受けているのも感じます。

河井寛次郎さんの焼き物とは、また全然ちがう。河井寛次郎さんのは、とても素朴で、おおらか。
実!という感じ。
こちらは、繊細で、優しく、上品。
どちらも好きです。

特に白磁の美しいこと。
彫刻のように浮かび上がる、アジサイなどの植物。中には、白いわんこもいましたよ。

板谷波山さんは、今年生誕150年。
茨城県下館市に生まれ、東京美術学校に入学します。
当時の若き校長、岡倉天心との出会いが極めて重要な意味を持っていたようです。
天心が常々言っていた、”芸術は模倣はいかん。自分の創意でやったものでなければ、本当の自分が出ていなければ、芸術ではない、独創がなければいかん、、、”という言葉に強い影響を受けたのは
確かでしょう。

彫刻的な模様、釉下彩の技法に、当時ヨーロッパで流行していたアールヌーヴォーの様式を
取り入れて、新しい技法を生み出した板谷波山。

出光佐三さんとも個人的なお付き合いが深く、作品に厳しい板谷さんが気に入らないと
割ろうとした茶碗を、どうしてこれをこわしてしまう?と出光さんが止めて
割られずにすんだ”命乞い”という作品もあります。(左上の赤いお茶碗)
そのいきさつを伝える手書きの文章が横に添えてありました。

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己の作品に厳しい板谷さん、どこか気に入らなかったのでしょうね。
赤くて、チャーミングなお茶碗です。確かに、ほかの作品とは、色合いが違うかな、とは
思います。

ランチをいただいた後は、ボストン美術館へ。
こちらは、評判通り、とても暗かった。特に最初のほう。(笑)
作品の解説が読めないほど、暗くって、それもちょっと楽しい(笑)
光の加減がボストンのほうから指示されているのでしょうから仕方ない。

こちらは盛沢山で、エル・グレコの作品あり、絵巻物あり、ゴージャスなエメラルドの
ブローチありでしたが、いろいろ盛り込み過ぎて、ちょっと、食傷気味。すみません。
消化不良起こした感じでした。
きっとゆっくり楽しめばよかったのでしょうね。
出光のほうの、ゆったり感と比較してしまったからでしょうか。
でもどちらかというと、何かテーマがあったり、一人の作品に焦点を当てた展覧会のほうが好きです。

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これは、出光美術館の窓越しの皇居あたりの風景です。いつも気持ち良い眺め。
それにしても贅沢な一日でした。
時には美しいものを愛でるのがとても大事な時間、ということを改めて感じた次第です。
わんこのお世話一日してくれた夫にありがとう。
出光での展覧会は8月21日までですけれど、あちこちまた巡回するようですから
チャンスがありましたら、是非!
タグ:美術館
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東京を遊ぶ ステーションホテル滞在とステーションギャラリー 大人時間 [美術館]

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たまにはホテルの朝食を食べるのも良いね、せっかくなら気になっていた東京ステーションホテル
に泊まって、ついでにステーションギャラリーにも行きたい!
そんな希望がかなって、誕生日のお祝いに夫に連れて行ってもらいました。

私は、生まれてから20歳まで品川で育ち、それから神奈川に越したのですが、ただの一度も
東京のホテルには泊まったことがなく、この年で初東京ホテルステイ。

中でも東京ステーションホテルは、通り過ぎることはあっても、中に入ることはなく
憧れの場所でもありました。

今回は夕食朝食付きのプランに決めたのですが、朝食は宿泊者限定特別メニューの
アトリウムでというのもうれしいポイント。

宿泊当日、一歩中に入るとスタッフの皆さんの素敵な笑顔。
テンションも上がります

で、部屋は八重洲から丸の内までずっと続いているので廊下長いですよ~
でも美しい。
全体がとても落ち着いていて重厚。

荷物を置いてすぐにステーションギャラリーに向かいます
今は牧歌礼賛という展示ですが、これがものすごくよかった。

ちょっとグランマ モーゼスを彷彿とさせるような日本人の藤田龍児と
フランスで活躍していたアンドレ・ボーシャンの共演。
時代や場所は違っていても、ともに自然への愛情あふれる絵画を描いた二人。

藤田さんは、不自由になった右手の筆を左に持ち替えて後も、素晴らしい作品を
描かれ、とても心に残る作品になっています。
特に白いわんこがたびたび出てくるのが、とても印象的、特に私にとってはね。
二人の作品には心地よいハーモニーが生まれています。

そのあとはピーカンのお天気に誘われて、日比谷公園まで散歩。
松本楼のテラス席で、お茶を。ここも120年ほどの歴史のあるお店です。

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心地よい風と緑に囲まれて、本当に心が洗われるようなひと時。これが贅沢な時間かな。
日比谷花壇をのぞいたり、小さいけど素敵な結婚式場を見たり,結構な歩数歩き
夕食にはちょうど良いおなかのすき具合、って、夫松本楼で、名物のカレーの
ミニバージョンまでおやつ替わりに食べた[あせあせ(飛び散る汗)]

さてさて宿に戻って、お楽しみのホテル内の青柳さんのお寿司。
いいですね、カウンターのお寿司。
コハダがおいしいと夫は4つも追加
私は、出てくるものだけでおなか一杯・・・のところへ
お誕生日おめでとうございます、と最後にダブルでお菓子をつけてくださった。
板さんの気配りもばっちりです。

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そして、優雅な部屋でゆっくりして、次の朝は中央屋根裏のゲストラウンジ、アトリウムで
朝食。 すごい種類です。 絶対に食べきれません、少しずつなのに。
作りたてのカニのオムレツ美味。トリュフまでは、いただけません( ´艸`)
特に大きな千葉産のビワがおいしくって。

なんて贅沢な一日だったのでしょう~
12時までゆっくりできるので、そのあとは腹ごなしの皇居散歩。
夫、行ったことないって( ´艸`)いうので、、、、。
私は友達とすでに何度も行っているので案内役。
今は菖蒲園が満開できれいでした。

さ、お部屋へ帰って、シャワー浴びて、チェックアウト。
帰りにお誕生日の記念にとドーム前で撮ってくださった写真をいただきました。
予約した時から、帰るときまで、完璧なおもてなし。
これに味をしめてしまって、次は3年後に帝国ホテルね、なんて( ´艸`)お調子に乗りすぎだわね。
仲良く帰ってこれたのが何より。私的には贅沢な金額ではありましたけれど
考えてみたら、ずっと前に予約して、予約した時から楽しみで、実際行って
こんなに良い思い出として楽しめるのなら、強ち高いものでもないわと思いました。
留守番してわんこの世話をしてくれた息子にも感謝です。

皆さまも、機会があったら、ぜひ。そしておすすめのホテルも教えてくださいませ。
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慌ただしくも楽しかった5月 [季節]

まるで夏のような日差しが注ぐ今日この頃。
まだ風がさわやかなのが救いでしょうか。
あっという間に6月。

4月の末からの連休に娘家族が6日滞在していたのを皮切りに、絵の展覧会、そのあと夫の古希のお祝い、春のダンスパーティ、姪っ子の子供の高校入学祝を兼ねての姉のところへのお泊り、その合間に
バラや藤の花を追いかけ、友達と大好きな堀文子さんのアトリエを訪ねたり、リトさんの展覧会楽しんだり、、、、などなど
最後には、おまけで久々の夜遊びのダンス、カラオケ(笑)とどめに月末の午後、昔沖縄の海洋博で一緒に過ごしたコンパニオン仲間たちとzoomで、同窓会。まぁ忙しくも楽しい5月でした。

毎月一つは書いておこうと思っていたのに、ちょっと遅れました(笑)けど
こうやって、忙しく過ごしていけるのは、元気な証拠でしょうか。
なんだかこの頃物事がとても楽しく過ぎていくような気がします。

記事を書いているとき、夫の友達がたくさんアサリとったから、、、と持ってきてくれた。
地元の人たちともとても良いお付き合いができてるし、なんだかとても落ち着いた良い気分。

一番の要因は、姉が元気になったのを見届けたからかな。
実は姉、10年位前にひどい鬱になって、もう一度は姉を失ったかと思った。
原因も私はよく知っているけれど、私にはどうすることもできなくって。。。
姉の夫も普段、ひまわりのような人、と言っていた。姪っ子の旦那さまも、あんなに元気だった人が、こんなことになってしまって本当にショックだったと。
誰もが、先の見えない様子に暗澹たる気持ちになったけれど、姉の娘たちのおかげか
徐々に本来の元気さを取り戻し、明るくなってきた。
先日本当に久しぶりに泊まりに行って、その健康的な生活と、ユーモアのある応対に
心からほっとして、それが私の幸せの要因の大きなひとつになっている。
たった一人の姉ですから、これからは二人で楽しみいっぱい見つけたい、と思ってます。

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そして夫(笑)ついに70歳で古希を無事に迎えました。
本当に若い時、私に一杯苦労かけて泣かせた(笑)夫ですけれど、ここまでくると
やっぱりありがとう、という気持ちになります。
あなたなしでは、この子供たちや孫にも会えませんでした。
今でも腹立つことは多々あるけど(笑)まぁ、できるだけ、仲良く二人で子供に迷惑かけないよう
楽しみ見つけていきましょう。

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当日は、本人の希望で横浜のすき焼き屋さんでお祝い。
本人がみんなを招待したいというので、子供やら孫を呼びました。
帰りにはお決まりのスイーツ。今回は資生堂パーラーさんの横浜店です。
この日は母の日でもあったので、私もお嫁ちゃんからオシャレで美味しいクッキーをいただきました。

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さてさて、5月の連休にはちびちゃんたちは、大いに海で遊び、今回は娘家族SUPに初挑戦です。
下のちびはもちろん私たちが引き受けましたけど、やっぱり海が近いので何か遊べるものが
あるとよいですね。私は全然やらないけど( ´艸`)

いよいよ、海外へ行けるようになるし、海外のお客様も来るようになりますね。
娘たちも夏には、5週間ほどドイツに行ってしまいます。
それまでにウクライナ、何とかなりますように。
変なウィルスも収まりますように。
早く安心して、海外も行けるようになりますようにと祈っています。

白く咲いている花は、我が家の幸福の木のお花。
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